fujirukiのブログ

考えたり調べたりしたこと

映画「ミッドナイト・イン・パリ」に出てくる照明

今更ながら映画「ミッドナイト・イン・パリ」にはまりました。

気になったのが照明の違いです。 電球が大量に出てくる時代と、ロウソクがたくさん出る時代があります。 そこから電球の歴史が気になりました。 そしてパリが光の都と呼ばれることを知りました。

この映画を見て初めてパリに行きたくなった

正直映画の内容は、芸術家をよく知らなくて楽しみきれていません。 しかし、パリが綺麗だよーと言われるのがよくわかりました。 全てのシーンの背景が綺麗です。

タイムスリップすると照明が変わってる

ふと気になったのが照明の違いです。 作品ではピカソたちがいる時代と、ロートレックがいる時代が出てきます。 ピカソの時代は電球だらけで、 ロートレックの時代にはロウソクの装飾が目立ちました。 ちなみにピカソ(1881-1973)、ロートレック(1864-1901)です。 17歳差なんですね。もっと離れてるかと思いました。

電球が普及し始めたのは1880年

気になって電球の歴史について調べました。 本格的な普及が始まったのは、おそらく1880年でしょう。 電球をスワンが発明し、エジソンが実用化したのが1878年。 1880年にエジソンランプ社が設立されて、発電所の建設と電球の販売が始まりました。

ピカソが生まれる1年前、ロートレックが16歳ですから、 ちょうど照明がオイルランプから電球に移り変わるところだったのでしょう。

どちらもそれぞれ趣がありましたが、 大量のロウソクを点けるのも管理するのも、大変そうです。 デンキの時代に生まれられて嬉しいです。 ただ、多くのシーンで、テーブルの上に置かれているのは「ロウソク」でした。 どの時代の人も魅了されるんですかね、次は火についても調べてみましょう。

ちなみに2012年末に、Panasonicが家庭用白熱電球を生産を終了しています。 つぎはLED電球なんですね。

パリは光の都

ところで電球について調べていると、つぎのサイトを見つけました。

パリの光|パリの歴史旅行

パリは光の都とも言われるんですね。 作品の前半で「パリの街灯が刺激になる」と主人公が言うので、 パリは1600年代から光が好きなんだなと。 電球そのものが装飾として多用されているのもその流れなのでしょうか。 もうひとつ驚いたのが、 照明の設置を指揮した初代警視総監の名前に「ガブリエル」って入ってるんですね。 作中でも出てくる女性の名前です。「ガブリエル」「いい名前だね」と主人公が答えているのって、これにも絡むのかな?

まとめ

17世紀後半までのパリの夜は暗く、治安も悪かった。 しかし、1667年にルイ14世が街路照明を計画し、その後パリは光の都とも呼ばれるようになった。 当初はロウソクであったが、18世紀にレヴェルベール灯(オイルランプ)が町に現れる。 19世紀にガス灯を経て電球になる。 f:id:fujiruki:20151213100821p:plain

今までインテリアで言う照明は、直接照明か間接照明くらいしか知っていましたが、 電球そのもの、または光源そのものに着目したことはありませんでした。 さらにもう一度、この映画を見なくてはいけません!

ノート

ピカソの時代は1923年か?

ヘミングウェイとの主人公の会話 「おれの本は好きか?」 「あなたの作品全部が好きですよ」 「あれはいい」 日本語字幕で見ると、太字部分は上に点が付いてます。 主人公が複数を言うのに、ヘミングウェイ自身は1冊しか言っていないので、 ヘミングウェイが1作しか出していない時代とすれば、、、 1923 短編集『三つの短編と十の詩』 1924 短編集『われらの時代』 だから、1923年にタイムスリップしてるのかな。 ロートレックが逝去してから22年後だ。

ロートレックの時代はいつか?

ロートレックは19世紀末から1914年第一次世界大戦までとも言われる。 いま頭に残ってる部分ではここまでしか分からない。

実際にパリを見てみたくなった

建築に関わる仕事をし始めて2年目になり、 装飾などのディテールに興味が湧いているタイミングです。 背景に映るものがいちいち手間のかかった装飾で、行ってみたくなりました。 いや、行くね。

1880年は「君が代」が制定された年

明治13年だそうです。へぇ。